■おしらせ-5月8日以降のキャンプ活動について-

新型コロナウィルス感染症が令和5年5月8日付で感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律上の5類感染症に移行したことに伴い、5月8日(月)以降のキャンプ活動につきましては、以下に留意の上で実施致します。

■基本的な考え方
こども達の体験を通じた学びの機会を最大限確保することを前提に、基本的な感染防止策を講じながらコロナ禍前と同等のキャンプ活動を行います。

■基本的な感染防止策について
11.基本的な感染防止策として、参加時の検温、健康チェック表提出(健康観察)の継続、利用施設の換気の確保、手洗いなどの手指衛生を基本とし、感染状況が落ち着いている平時にはそれ以外の特別な対策は講じません。

2.食事の時間においては、屋内での食事は上記1.の対策の徹底を基本とし、屋外での食事については健康観察、手洗いの徹底を図ります。

3.活動におけるマスク着用について、参加者及び当校スタッフについても個人の判断を基本とし、マスクの着脱を強いることの無いようにします。
但し、活動中の公共交通機関利用時や適切な換気が確保できない屋内施設利用時などについては、マスク着用を推奨します。
※但し、活動中に熱中症の懸念が生じる場合はマスクを外すよう促します。

■詳細は資料「5月8日以降のキャンプ活動について」でご確認下さい

なぜこども達にキャンプが必要なのか?

こども達に必要な遊びを通じた「実体験」が人間力を育む

野外で遊ぶ事はたくさんのビックリがつまっています。

生きた魚をつかむこと。
泥の中に手を突っ込んでザリガニを捕まえること。
砂浜を掘ってアサリとること。
自分の足で登った山頂がどれだけ特別な場所になるのか感じること。
はたまたキャンプで知り合った友達と、
息が上がるまで鬼ごっこやドロケイをして、
リーダーと相撲を取ったり走り回って遊ぶこと。

様々な活動がこども達の情緒を育み、豊かな感情と知識を与えてくれます。
そして、こども達の心と体はどんどん強くたくましくなっていきます。

晴れて澄み切った青空での活動も。
ジャージャーぶりの雨の中での活動も。
雪の冷たさ。
風の勢い。
自然を肌で感じてどう向き合えばいいのか(どう対処すれば良いのか)。
一つ一つの失敗と成功を積み重ねて、はじめて理解できることばかりです。
そしてそれらを乗り越えた時に、そこには今までとは違う成長したこども達が立っています。

それはゲームや本の中だけでは分からない「実体験」があるからです。

何でも簡単に情報が得られる(知ったつもりになれる)こんな時代だからこそ、自分の体と心をつかって、自然の中で思い切り遊ぶことが今まで以上に大切なのです。

そして体験から経験へ。
はじめての自然体験からコツコツと積み重ねた経験が、こども達がたくましく自立する手助けとなり、こども達の人間力を育みます。

 

共学と共育が多様な価値観を育む

ナップこども自然学校ではこども達だけではなく、スタッフも一緒に学び、育つという姿勢でこども達と接しています。

なるべく多様な年齢や環境のこどもやスタッフが遊びを通じて一緒に考えたり、問題を解決していくことはそれぞれの価値観を共有し新たな考えを創造することにつながります。

年齢や性別を超えて自然の中で共に学び、共に育つ「共学と共育」が多様な価値観を育み、こども達の今と未来の成長ににつながると考えています。